金玉袋がかゆいし赤い!夜も中々寝れないので病院に行こうと思った理由

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少し前から股間のあたり、陰嚢(いんのう)の部分が痒くて寢られない時期が続くようになりました。
男性の悩みのひとつとして多いと思われる「股間まわりの痒みやムズムズ」。
この記事は実体験のもと個人的な意見を取り入れながらお話しています。

男性特有の玉タマ問題

男性特有の悩みのひとつに、玉金問題があります。
悩みの種類はさまざまですが、今回お話させていただくのは「痒み、赤み、カサカサ、ジュクジュク、ヒリヒリ」などの問題です。

僕はもともと、肌が弱く、しっしんや蕁麻疹などは出やすいほうだと思います。
そんな中、金玉も日頃からムズムズしたり、痒みがありました。
そういった症状になる時は、たいてい蒸れている場合やストレスを感じたりするタイミングだったと思います。

そして、とある日から痒みが増すようになり、夜中も痒みが原因で睡眠にも悪影響を及ぼし、寝ている間に無意識に掻いてしまっていたのです。
それが引き金になったのか、「金玉が赤みを増して、汁?膿?みたいなジュクジュクしたもの」が出てしまうようになりました。完全に悪化してしまったわけです。

あなたはどんな悩みをお持ちですか?
もし僕と同じような症状なら、引き続き読んで見てください。

金玉(いんのう)が痒い原因は何なのか

金玉袋のところを「いんのう」と呼びます。
普段あまり使わない言葉なので、初めに知ったときは「へぇ~」と思いましたが、後々この言葉を知っておいたことで良かった!と思えることになります。

かゆみの原因は、きっとその人の体質にもよるので様々だと思います。
僕の場合は、普段の仕事がデスクワークなので、ずっと座りっぱなしということもあり股間あたりが蒸れやすいという点と、もうひとつ気になる原因のひとつに「腸内環境」があります。

以下は、陰嚢(いんのう)湿疹の原因と思われる引用文です。

陰嚢湿疹の原因といわれているのが、腸内環境の悪化による血液の汚れです。血液が汚れるのは、欧米化が進んだ日本人の食生活や、仕事や人間関係のストレス等が原因です。腸の動きが悪くなったり消化機能が低下したりすることで、血液中に不要な毒素や脂肪が増えていきます。

その血液を正常な状態に戻すため、毒素や脂肪を排出させようとすることで皮膚に炎症が起きます。その症状が睾丸周りの皮膚に出ることで陰嚢湿疹になるのです。

出典:金玉が痒くて眠れない…陰嚢湿疹は再発する病気…

実は、当ブログ内でもお話していますが、僕は潰瘍性大腸炎です。
なので、腸内環境とかめちゃくちゃ関係してきます。参ったな・・
潰瘍性大腸炎とは簡単にいうと、腸の病気です。
僕の場合は、この病気も関係しているのかも、、と思うと複雑。

陰嚢湿疹に近いけど実際はどうなのか

いろいろとネットなどで調べてみると、僕の症状は「陰嚢湿疹」に近いな~ということがわかりました。
前述通り、腸の病気のこともありますし。
ただ、こればっかりは予測でしかありません。これを簡単に鵜呑みにしてしまうことは、今後の金玉袋の生命にかかわってきます。

10日間、様子を見ることに

すぐに病院のことも考えましたが、やっぱり「恥ずかしい」という気持ちが強く、とりあえず10日間ほど様子を見ることにしました。
この間は、僕がおこなった個人的な対策方法は以下の通りです。

  • 出来る限り掻かないように寝る時は手袋をする
  • 刺激があるとヒリヒリするので、お風呂ではボディーソープなどは使わず、丁寧にお湯洗い
  • 股間の蒸れを少しでも防ぐため、パンツを二枚履き(以下で説明)

必殺・パンツ二枚履き!

この方法は万人受けしないかもしれませんが、この時、僕はセパレートのパンツを持っていなかったので、とりあえずの応急処置的な感じで、パンツを二枚使って、「陰嚢」と「陰茎」を密着させないようにしていました。
下のイラストみたいな感じです。

パンツを二枚同時に履く

まず、ボクサーパンツを履き、社会の窓から陰茎をポロリと出します。
これで、玉と棒(陰茎)が当たらなくてすみます。
このままだと棒が丸出しで、まずいので、上にトランクスを履きます。
二枚同時に履くことになるので、場合によっては余計に暑くなるし、洗濯物などが増えるというデメリットはありますが、玉と棒の密着度はかなり低くなるので、そのあたりの蒸れは改善できます。

僕の場合、玉と棒の密着がけっこうストレスを感じていたので、ひとまずの応急処置として取り入れていました。

市販の薬を使わない理由

ネットで調べると、以下のような市販薬の名前が挙がってきます。

  • デリケアエムズ
  • ポリベビー
  • フェミニーナ

など

ポリベビーは、手元にあったので塗ろうと思ったら試すことができました。
ただ、やはり何の病気かわからないのに、やたら構わず試すのは危険かなって思い止めておきました。
特に陰嚢部分は、とてもデリケートな部分で他の部位に比べて吸収率が高いといわれているため、注意しなければいけません。

悪化したので病院に行こうと決意

10日ほど、様子を見ましたが一向によくなる気配もなく、むしろ悪化してジュクジュク度が酷くなっていたので、意を決して病院に行くことにしました。
日常生活や仕事に差し支える状態にまでなっていたので、恥ずかしいとかいってられません。

何科に受診すれば良いのか?

一般的には、皮膚科のようですが泌尿器科でも大丈夫なようです。
僕は皮膚科に行くことにしました。

病院選びのポイント

病院選びってとっても大切ですよね。ヤブ医者ってほんとにいると思います。
僕は基本的に病院を信用していません。
というのも、幼い頃から体が弱かったので色々な病院にかかりましたが、本当に信頼できる病院や医師ってほんの一握りだと感じたからです。

病院が大きいからといって、担当医師によっては散々な目に合うケースも少なくありません。
態度が悪かったとしても、病気をしっかり治してくれれば結果OKなわけですが、態度も悪く診察も間違っている場合、最悪ですよね。
かといって小さい病院だと心配な面もあります。
だから病院選びって難しいんですよね・・・

口コミ・レビューの確認

口コミ

あくまで僕の場合ですが、やはりひとつの基準としているのが口コミやレビューです。
病院系のポータルサイトなどの口コミやGoogleの口コミなどをしっかり調べます。
特にGoogleの口コミなどは、けっこうリアルな口コミが多いです。
実際に僕が悪印象と思った病院の口コミは、他の人もだいたい評価が低かったりします。
これはひとつの指標になるかと思います。

また、常に混んでいる病院は人気がある傾向にあるので、そのあたりもひとつの目安になるかもしれません。
かといって皮膚科ってどこも混んでたりするから判断しづらいのですが、、逆に空いている皮膚科があったら要注意です。

あとは、いくら良さそうな病院でも遠すぎては通院できないので、自分が週一回でも通院できる距離を選ぶようにしています。

病院で説明しづらい。。

問診票
病院を決め、よし医師に診てもらおう!と思った時に困ったのが、なんと説明しよう!?という点です。
場所が場所だけに言葉にしづらい。。ブログでは金玉とか普通に書けるけど、初対面の人に「金玉」って言いづらいですよね、笑。

でも、大丈夫!
冒頭でお話したとおり「陰嚢(いんのう)」と言えば、バッチリ!
いんのう=金玉 ということが医師に伝わります。

同じ意味の言葉なのに、いんのうは全く別もののように聞こえるところがありがたい、と思うのは自分だけかな、笑

もちろん、「股の付近」とか「局部」、「陰部」とかでも大丈夫だと思います。

病院の診断結果

病院を決め、医師に診てもらったところ、感染症の疑いがあるといわれました。
「ん!?感染症?・・」と若干の違和感を感じましたが、素人の私には先生を頼るしかありませんので、とりあえず頂いた飲み薬と塗り薬で様子を見たところ・・
一向に治らない!!

ちょっと怪しい雰囲気。
最初の違和感はやっぱり正しかったのか。。なんて思いながらも薬を使用しつづけましたが、金玉袋の痒みや赤みは変わらず、むしろちょっと悪化していないか?コレ。

セカンドオピニオン

セカンドオピニオン

病院、医師にも相性がありますよね。
初めに行った病院は、再度行くことはやめ、新たな病院に行くことにしました。

新たな病院では、初めの病院と比べるわけではありませんが、診察も丁寧でちゃんと話を聞いてくれる先生でした。
陰嚢なので、人によっては触りたがらない先生もいると思いますが、しっかり触れながら診てくれて、更には顕微鏡検査までしてくれました。
皮膚の一部分を少しけずり、それを検査する感じ。
けずるといっても痛くはありません。それで、細かくわかるなら恥ずかしい思いをした甲斐があります。

また院内は、口コミ通り、とても人気のようで患者さんの出入りが後を絶たない感じ。
僕の場合、すべて終えて病院を出るまで、3時間くらいかかってしまいましたが、それでも最初の病院よりは納得の行く結果でした。

検査結果はどうだったのか

医師による検査の結果は、残念ながら正確にはわかりませんでした。
ただ、それでも親身に考えてくれて飲み薬と塗り薬を処方してくれました。
ちなみに塗り薬は、ステロイドが入っているもので症状によって使い分けるよう2種類ありました。

それから、顕微鏡検査の結果は陰性でした!
なので、白癬菌やカンジダ菌、癜風菌、毛嚢虫などには該当しなかったわけです。それだけがわかっただけでもちょっと安心できた。
とりあえずは薬で様子を見る感じです。

薬を使いながら、僕が気をつけた事

医師からの薬を使いつつ、僕が個人的に気をつけていた事を紹介したいと思います。

  • セパレートのパンツを使用
  • 肌に優しい材質のパンツに変更
  • ストレス、食生活

セパレートのパンツ(陰嚢分離パンツ)を使用

陰嚢分離パンツ

一番簡単でおすすめしたいのがコレ。
セパレートのパンツ(陰嚢分離パンツ)にすることです。
「パンツ二枚同時履き」という応急処置的な技で、セパレート風にして過ごしてきましたが、やっぱり一枚で玉と棒を分けれるなら、それに越したことはありません。

陰茎と陰嚢をわけれる セパレートは金玉が蒸れにくい

セパレートにすると、蒸れ防止になり、金玉に塗っている薬が棒に付きづらいというメリットもあります。

僕は、Amazonで購入しましたが、楽天などでも色々と種類はあるようなので、同じような症状の方はチェックしてみてください。

肌に優しい材質のパンツ

セパレートのパンツは、材質にこだわっているものは少ないです。
故に肌が弱い僕なんかは、気になる時もあります。

今まであまり気にしてなかったのですが、直接肌に触れるものって大事だなーということを改めて実感しました。
肌に優しいほうが少なからず色々な問題を防いでくれるとは思います。
そのため、コットン100%のパンツも手にいれました。

コットン100%のパンツは肌にやさしい

セパレート式パンツとコットン100%のパンツをその日の具合によって、使い分けています。

ストレスと食生活の改善

ハンバーガー

僕は陰嚢湿疹という診断はされませんでしたが、症状は陰嚢湿疹に近いものがありました。
その陰嚢湿疹の原因のひとつに、腸内環境の悪化による血液の汚れがあります。
これは欧米化が進んだ日本人の食生活や、仕事などのストレス等が要因ともいえます。

僕はブログでも書いていますが、フリーランスとして仕事をしている分、一般的に比べるとストレスがかかりづらい環境にいるかもしれませんが、それでも色んなお客さんがいますから・・・ストレスはあります。
そういう時ってやっぱりネガティブ思考になりますし、自分を追い詰めがちになりますが、そのあたりの気持ちの切り替えや考え方を改めるようにしました。

食生活のほうは、潰瘍性大腸炎という病気なので好きなものをバクバク食べることはできません。
なので、これも一般的に比べると普段の欧米食は低いといえます。
ですが、全く食べないのもストレスになるので、定期的に脂っこいものを食べてしまう・・
普通これくらいの量なら問題ないはずなのに、腸が悪いせいですぐに反応してしまう始末。
このへんのバランスは難しいのですが少し意識して、より減らすようにしました。

薬を使用し10日くらいが経過

セカンドオピニオンでの病院でもらった薬を10日ほど続けた結果、痒みもおさまり赤みも引き、ジュクジュクも綺麗に改善されました。良かったー!

金玉のかゆみ改善

一時は、夜も痒くて寝れず、仕事も集中できなかったので、どうなるか不安でしたが無事に治ってくれて良かった!
恥ずかしい思いをして病院に行った甲斐がありました。

でも、恥ずかしいと思っているのは自分だけで、病院側からしたら手慣れているはずなので、本来は堂々と気にすることはないんだと思います。

油断できない金玉問題

金玉のかゆみ、赤み、ジュクジュク、ヒリヒリなどの症状は直りました。
が、医師から「たまになるかもしれないから、同じ症状になったら薬つけたりしてください」
と実は言われています。

そうなんです!再発する可能性があるわけです。

これは僕に限ってのことかはわかりませんが、医師から言われたときは、「あ、慢性的なものか・・」と軽くショックでした。
ただ、こういうのってよくある話といえばそれまでなので、要はしっかり自分なりに予防しながら生活していれば問題ないわけです。

そう信じてポジティブにいこうと思います!

ステロイド入りの薬を長く使い続けない事も大切

前述で「自分なりの予防」とお話ししましたが、その理由のひとつにステロイドがあります。
ステロイド入りの薬は、量にもよると思いますが、やはり強い薬になると思うので長く使い続けると皮膚に良くありません。

そのため、「薬を使いながら、僕が気をつけた事」でも紹介したように、セパレートパンツを履くようにしたり、食生活の改善をしたりと日頃からケアすることで、薬を使わないで大丈夫な方向に持っていくことが理想的です。

最後に

ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。
おそらくここまで目を通してくれたということは、同じような症状の方、もしくは身近にそういった方がいる人かと思います。

今回、同じような悩みで苦しんでいる方が、少しでも参考になればと思い、僕の実際の体験談を恥じることなく、ぶちまけてみました。

僕から言えることは、「病院に行ったほうが良いのかな・・」と思った時のタイミングで行ったほうが良いということです。
恥ずかしさは一瞬ですし、重度になる前に出来る限り早めに病院に行き、プロの方にしっかり診てもらったほうが心身ともに安心できます。







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