こんなクライアントは嫌だ!ホームページ制作を受ける際につくづく感じたこと

クライアントに怒ってるぞお




フリーランスとしてホームページ制作を行っているのですが、色んなお客さんがいます。
良心的なお客さんもいれば、自分勝手なお客さんも。。
悪口を言うつもりはありませんが、今回は私がクライアントとやり取りする中で困った事例をいくつかご紹介します。

まず初めに

本記事はあくまでコラム的な感じで気軽に書いています。
お客様あっての制作者ですから、悪く言うつもりはありませんが、もし依頼する側が本記事を目にした時は「発注時の注意点/デザイナーに対するマナー」として頭の片隅に置いておいて頂けると幸いです。

また、同業者さんが読まれた場合は共感して頂ける部分があると思います。
そんな時は、気軽にコメントやシェアしてくれたら嬉しいです。

こんなクライアントは嫌だ

では、いきます。

メールが雑

とにかくメールが雑。
簡易すぎて内容がわからない時がある。
そのため、詳しく聞くわけですが返ってきた内容も雑すぎて困る時がありました。

それと私がちょっと気になるのは、名前を入れてくれないお客さんですね。
基本的には、メール冒頭で○○株式会社、○○様、なんて入れるわけですが、そういった内容がなく「わかりました」などの一言だけ毎回送られてくる時は、なんか腹が立つというか寂しくなります。

個人だからといってなめられてる?

フリーランスでやっていると、どうしても初めから舐めてかかるお客さんがいます。
(自分自身の提供しているサービスや狙っているターゲットにもよると思いますが)
これもすげームカつくし、すげー寂しくなる。

例えば、メールの内容からも読み取れますし、値引き交渉してくるお客さんもいたり。
あるいは、「なにができるの?」とか「ホームページを作りたい」とか一言メールの問い合わせ。

こういった内容を、大手の制作会社へ同じように投げかけたりしませんよね。きっと…

WEBに関するリテラシーがあまり高くない人もいるので、せっかくの問い合わせということもあり、出来る限りメールの返信をしていますが、そういう人に限って途中から連絡が返ってこない場合が多い。
結果、やり取りした時間が無駄に…その時間返してほしい。
あまりにヒドイ場合は、冷やかしメールなのかと思い、返さない時もあります。

名前をずっと間違えられる

これはちょっと気になったのでピックアップしましたが、名前を間違えてメールしてくるクライアントです。
当たり前のことですが、名前を間違えることは失礼に当たりますから十分に気をつけなくてはいけません。

人間なので誰でも間違えることはあります。
ただ、納品するまでずっと間違えられると、寂しい気持ちになります。

制作には影響ないので、どうでもいいといえばそれまでなのですが、あまり良い気持ちはしませんよね。
メールに毎回名前を入れているので、ちょっと気にかけてくれればわかるはずなのにな。

気付いて~

見積もりバイバイ

見積もり依頼されるのは基本中の基本です。
クライアントはどこまで認識しているかわかりませんが、見積もりをするにもそれなりの時間と労力を使います。

そして、見積もりを出してから連絡が来なくなるクライアントが多い。
「予算と合わない」「他社で良いところが見つかった」「相見積もり中」など、色々な事が考えられますが、どんな理由であれ一通の返信は貰えると嬉しいかも。

そんなクライアントさんは、「見積もりバイバイ」というフォルダを作って管理しています。
ブラックリスト入りです。なんちゃって。

同業者さんからのお問い合わせ

クライアントの中には、同業者さんも結構います。
フリーランスで活動されてる方にお聞きしたいのですが、同業者さんの対応ってどうしてるんだろう。

私の場合、イヤというわけではないのですが当初に比べて受けることが少なくなりました。
というのも、制作技術やノウハウばかり聞いてきて、正式に依頼してくれない会社もあるからです。

どうして何年もかけて身に付けたことを教えなきゃならんのか…

それこそコンサル料頂きたいくらいですよね。
なので、最近はそういった会社は初めからお断りさせてもらってます。

「制作会社にホームページ制作を依頼した」なんて人の中には、少なからずその会社を信頼してお願いしていると思います。
でも、実際は制作会社の作業時間が足りない、ノウハウ不足などから、私のようなフリーランスの外注先にお願いしているかもしれません。

そういった事情は知らされないことも多々あるんじゃないでしょうか。
なんか、信頼してお任せしたお客さんがかわいそう。
制作料金も割高になりそうだし。

デザイナー側のせいにされる

以前、「ボタンの色がおかしいです」「表示が崩れているのでスグに直してください」などというメールと電話が朝方6時頃きました。
まず言いたい。まだ寝ています!と。

それから、不備の内容にどうしても心当たりがなかったのですが、とりあえず中身を見てみると…
クライアント側で、いじってる~~~~~!!
タグミス発見~~~~~!!

勘弁してくだせい。

事前に伝えていることだけど、お客さん自身でいじったところまで責任持てませんよ~…
その日は、エラーが出ている部分の修正やらクライアント対応やらで胃が痛くなりました。
この時に胆石が生まれてしまったのでは!と思うくらいストレス溜まったのを覚えています。

というのも、それが一度や二度じゃなかったから。
何度も説明しているのに、、絶対話し聞いてませんよね!?ってツッコミたくなりました。

なんであなたがしたミスを、こっちのせいにされなきゃいけんの…
いい加減に勘弁して。

1ミリ単位のコーディング

以前、コーディング依頼をいただいたクライアントで、すごくこだわっていた?方がいました。
「すべてのブラウザで同じように見せたいんですが」というご要望。

出来る限りご要望に沿う形で対応しましたが、

「IEで少しズレてるので、後1ミリ右へお願いします」

といわれたときは、「おおっ・・」と思いました。
こだわりハンパない。。

こだわることは悪いことではないので、問題ないのですがこだわりすぎは制作者泣かせだったり。

その時は、何とか対応できましたが、「そこの1ミリよりもっとこだわったほうが良いところがあるのでは…」
なんて内心思っていました。コーディングのみの依頼だったので出しゃばったことはしませんでしたが。

ブラウザ問題は、制作者にとって避けては通れないもの。
特にIEなんて無くなれば良いのに、なんて思いますが、なかなかそうもいかず。
てか、ブラウザ自体がひとつだけになれば良いのに。

やる気がないクライアント

稀に全くやる気が感じられないクライアントがいます。
どういうこと?とびっくりするくらい。
他の業務で疲れているんですかね。

なので、「すべて任せます」的なスタンスなわけです。

一見、自由にできるので楽そうと思われがちですがとんでもない。
結局のところ、こういうお客さんに限って納品したときに「思っていたのと違う」なんて言われかねません。

そうならないためにも、こちらからすべて提案して内容を詰めていく必要があります。

やっぱりある程度の希望や考えを持っているクライアントのほうが、制作はスムーズに行えると思います。
というか、考えは持っていないといけない。
でないと良いものは作れません。

素材をくれないクライアント

ホームページを制作する上で、原稿や画像などの素材は欠かせません。
基本的にはお客さんから頂戴するわけですが、なかなかスムーズにくれない。。

忙しいのはわかりますが、こちらとしても納期を間に合わせないとという気持ちもあります。
ずっと待っても送ってくれない時は、催促するわけですが、この行為自体もなんか気を使う。

しかも、催促したにも関わらず、それでも送ってくれないクライアントもいます。
結果的に、納品に1年くらいかかった時(本来なら3ヶ月くらい)がありました…

自分の進め方にも問題があるのかもしれませんが、もう少し協力して欲しいものです。
これも「やる気」の部分が関係しているのかな。

契約解除と返金を求めてくるクライアント

基本的に、一度正式に契約して頂いたクライアントには返金等は一切できないと伝えています。
ただ、稀に正式に契約したにも関わらず途中で解除したいというクライアントもいます。

理由を聞いてみると、信頼性に欠けるからといったところでしょうか。。

ヒドイですよね…
こっちはもうあなたの為に動いているのに。
というか、信頼できたから契約したんでしょ?入金したんでしょ?といいたい。

途中で不安になったのか、他社でよいところが見つかったのか、真相はわかりません。

その時は、結局、返金できないという旨を伝えたら「じゃあ、進めてください」と渋々返事が返ってきて最終的に納品することはできました。
が、おそらくこのクライアントの依頼は二度と受けないと思います。

こちらも1人の人間ですもん。

とにかく電話

基本的にメールのやり取りをベースにしているのですが、とにかく電話をすぐかけてくるクライアントがいます。
ちょっと何かあるとすぐにかけてくる。
たまにならいいのですが、これがしょっちゅう。

しかも、本件に関係ないことまで。。
慈善事業じゃないっつーの!
これも個人だから、舐められている感じもあるのかなー。

良く言えば、「かけやすい」と思ってのことなのかもしれないけど、作業していると集中ができない。
制作している中で、軌道に乗ると集中できるケースって多々あると思います。
そのタイミングで意味もない電話がかかってくると、困る。

電話も必要だけど、バランスが大切です。

最後に

ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。
なんだか愚痴みたいになってしまいました。ストレス解消になったかも。

これまでお話したクライアント例は、私にとって困った内容だったので挙げましたが、人によっては「当たり前じゃん」「そんなん我慢我慢」という方もいると思います。

私はフリーランスになって7年以上が経ちますが、まだまだヒヨッコです。
ただ、そんな中でも1人の人間として耐え難いこともあります。

クライアントと制作者、双方にとって何が1番かは永遠のテーマかもしれません。
ですが、少なからず今回お話した内容が改善されることで、同じように活動している仲間(フリーランス)が少しでも楽しく仕事ができればという気持ちで本記事を書きました。

フリーランスになると良いことも悪いこともありますが、お互い頑張りましょうね。

フリーランス

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クライアントに怒ってるぞお